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公立高校入試問題雑感②

2016/3/15

第2回は「理科」です。

今年も昨年同様「生物」「化学」「地学」「物理」の4分野から
バランスよく出題されています。

昨年度と比べて、解きやすい問題が多い印象を受けたので、
難易度は、やや易と予想します。

問1:生態系の問題
記述問題が多かったので苦戦した生徒もいるかもしれません。
ですが、いずれも基本的な内容なので押さえておきたいところです。
ただ(3)はちょっと難しいかもしれません。
また「双眼実体顕微鏡」の操作方法について問われています。
「実験」や「観察器具」については、
やったことのないものについてもきちんと確認しておきましょう。

問2:水溶液と燃焼の問題
A~Eの水溶液が何かわからない状態で、
実験結果からどの水溶液かを確定させる問題。

余談ですが、私の前職の勤務地「神奈川」の理科の問題が
ここ数年、異常に難しく、
このような「実験結果から溶液を確定させる問題」についても、
最後まで、どの溶液がどれなのかを自信を持って確定できないまま終わる、
という問題を解いていました。

なので、もしかしてこの問題も!と思ってドキドキしながら解いたのですが、
実験②までで確定できてしまったので、若干拍子抜けでした…。

もし興味がある子、理科に自信のある子は、
ぜひ神奈川の入試問題を解いてみてください。
泣いちゃうくらい難しいです
(実際に入試本番、あまりの難しさに泣き出した子がいたらしい…)。

問3:天体と地層
問4:圧力と静電気

特に感想なし。

但し、天体は中3の最後の方でやることが多く、
ギリギリに勉強する割に理解するのに時間がかかるので、
自分で早めに勉強しておいた方がいいと思います。

対策は

「基礎知識をしっかりと身に付ける」
「定期テストに向けた勉強を毎回怠らない」
「『実験』『観察器具』については、一通り知識を入れる。」

最初から難しい問題を解く必要はありません。
まずは基礎知識の習得を目指してください。

「定期テスト対策」をきちんと行うことで基礎知識は習得できます。
毎回手を抜かずに準備しましょう。

具体的には、学校から配られている問題集を繰り返し解いてください。
少なくとも3回解くのが理想です。

そして、さらに高得点を狙う生徒については、
先にも触れましたが、他県の過去問を解いて
応用力を付けるようにしましょう。
これは理科だけでなく、他の科目についても同様です。

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