不完全燃焼

安曇野ハーフ、参戦！

昨日は、「安曇野ハーフマラソン」に参戦しました。

直前に「台風」が来ていて、金曜日は雨の一日となりましたが、土曜日から天気は回復。

日曜日は「快晴」となりました。

自称「晴れ男」の面目躍如です。

ただ、このところの気温の上昇により、あんまり天気がよすぎると、逆に走っていて暑い…。

「曇りくらいがちょうどいいな…」

と期待していたのですが、「晴れ男パワー」が強すぎてしまったようです。

３つの目標設定

今回のハーフマラソンでは、「１時間４５分」を第一目標としていました。

前回大会が「１時間５３分」。「１キロ５分２０秒」のペースで走れました。

なので、今回は「１キロ５分で走る」ことを目標にしていました。

ただ、直前の練習の調子から、「１キロ５分のペース」で走るのは、かなり厳しいな…、とも感じていました。

なので、「１時間５５分が切れればいいかな」という、第二目標も設定していました。

昨年よりも調子がいまいちだったので、せめて昨年の記録に近づけたらいいかな、という感じでした。

また、２週間前に、一度コースを走った時、かなり暑くて、ボロボロになりました。

その時の経験から、

「もし当日、気温が暑い時は、無理をしないでおこう」

ということで、「最低２時間は切ろう」という、第三目標まで立てて、レースに臨みました。

いざ、スタート！

そして、いざスタート。

走り出してみると、イメージよりもかなり体が重い。

また暑さのせいか、普段よりもかなり喉が渇く。

「これは、キロ５分で走るのはとても無理だな…」

と、３キロ地点で早々と第一目標をあきらめ、第二目標に切り替えました。

一番気になったのは、やはり「暑さ」です。

先日の試走では、暑さのため、後半にガクンとタイムが落ちました。

なので、

「前半は無理をせず脚をためて、後半勝負にしよう。」

ということで、前半はかなり抑えめに走りました。

このままだと、マズイ！

そんな感じで淡々と走りました。

折り返し地点も過ぎたのですが、なかなかタイムが上がっていきません。

「まあ暑いし、無理して走って体調を崩すのが一番まずいか」

「とりあえず完走すればいいや」

と思いながら、１５ｋｍくらいまで進みました。

残り６ｋｍ。普段はこのあたりから苦しくなってくるのですが、この日は、かなり余力がありました。

「おいおい、このままだと、かなり余力を残したまま終わっちゃうぞ…」

ここでようやく焦り始めました。

「せっかく１年間準備してきたのに、こんなに余裕で終わるのはもったいない」

たまたまその時に、応援に出ていた有森裕子さんとハイタッチすることができたので、そこでスイッチを入れました。

「残り６ｋｍのスパートはやったことないけど、まあなんとか押し切れるだろう」

そう思って、そこからペースを上げました。

いつもは後半ペースを上げようと思っても上がらないのですが、昨日はペースが上がりました。

１７ｋｍ、１８ｋｍと１キロごとに、タイムが１秒ずつ上がっていきます。

１９ｋｍの地点で、１時間４７分。２時間まで残り１３分ありました。

「あと２ｋｍで１３分あれば、２時間は余裕で切れるな」

そう思ってちょっと油断しました。

２０ｋｍを通過し、最後の坂を登りながら、

「誰か知っている人はいないかな…」

とのんきに探していると、

「現在、１時間５９分…」

という、別のランナーの方の、タイムを告げる声が聞こえてきました。

「あれ、思ったよりも余裕がない」

見るとゴールまで数百メートル。

「２時間切れないのは、嫌だ！」

そう思って、最後の坂を全力でダッシュ。

結果は「１時間５９分４８秒」。

なんとか最低限の目標はクリアできました。

不完全燃焼…

昨年は、ベストの走りができたので、かなり満足する結果でした。

ですが、今年は「ボロボロ」でした。

本当に「最低限の結果」だけ残せた、という感じで、達成感よりも「後悔」の方が強かったです。

「去年よりも成長したかったな…」

という、なんとも言えない気持ちになりました。

ですが、振り返ってみると、うまく行かなかった原因はいくつか思いつきます。

まず１つめは、

「体重が落とせなかった」

ということです。

昨年よりも２ｋｇ体重が増えました。

この２ｋｇがなかなか落ちませんでした。

「２ｋｇ増えただけでも、けっこう変わるんだな」

ということを、走りながら感じました。

２つめは

「朝、食べすぎてしまった」

ことです。

例年、ハーフマラソンに出場すると、後半エネルギー切れをおこします。

３月に出場した「新潟ハーフマラソン」でも、後半エネルギー切れをおこし、ヨレヨレでゴールしました。

その対策として、去年はいつもよりも多めにご飯を食べたのですが、それが去年はうまくいきました。

なので、今年も同じようにやったのですが、今年はかえって「満腹状態」になってしまいました。

「普段通りにしておけばよかったな」

と、判断ミスを嘆きました。

３つめは、

「練習に工夫をしなかった」

ということです。

「一定程度走り込んでおけば、タイムは上がるだろう」

と、あまり考えずにただ走っていたのですが、

「そうした練習だと、これ以上タイムは上がらないな…」ということを、今回感じました。

今後は、もう少し考えて練習する必要がありそうです。

まるで「達成感」というものがないので、次の「諏訪湖ハーフマラソン」に向けて、１からやり直そうと思います。

走るのは、いい！

課題だらけのレースとなってしまいましたが、ケガをすることなく、無事に完走できました。

また沿道で、生徒や保護者の方に応援していただけました。大いに励みになりました。ありがとうございます。

また、ボランティアを始め、多くの方に舞台を整えていただきました。

特に今年は金曜日が大雨だったので、おそらく土曜日１日で準備しなければならなかったかと思います。

大変だったと思いますが、そのおかげで気持ちよく走ることができました。

この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました！

来年、必ず「リベンジ」します！！

※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから