絵文字とスタンプ

2021/11/16

うちのおふくろの話。

ご多分に漏れず、アナログ人間です。数年前からスマホを使っていますが、ほとんど使いこなせていません。

なので、連絡はもっぱら「電話」か「ショートメール」。「電話」も「ショートメール」も親以外とはほとんど使いません。

なので、電話がかかってくると「あ、親からの連絡だ」とわかります。

LINEを始める

そんなアナログな母でしたが、最近ようやくLINEを始めました。弟が娘の様子をLINEで報告しているようです。

それでLINEを使い始めたようです。息子どもがどれだけ言ってもやらなかったのに、孫の写真を送り出した途端に必死に始める。孫の力は偉大です。

そんなばば様でしたが、それでも自分は電話で連絡していました。「使い慣れていないから、LINEだと見落とされるんじゃないか。」そんな心配があったからです。

ですが、最近では母の方からの連絡がLINEに変わってきました。

「これだったら見落としはないかな」

と思って、LINEでやり取りをするようになりました。

最初のうちは、文字入力が難しかったようで、誤字脱字の目立つ、たどたどしい短い文が送られてきていました。

「まあこんなもんでしょう」

と思っていたのですが、次第に絵文字などを駆使するようになってきました。

「お、だいぶ慣れてきたな」

と思って見ていたら、最近はスタンプまで送ってくるようになりました。

そんな母のLINEっぷりを見て、

「人間は、いくつになっても成長するもんなんだな～」

と、妙に関心してしまいました。

「結局、歳なんて関係ないんだな」。そんなことを思いました。やる気になればいつからでも新しいことを始められる。

年齢を理由にやらないのは、「言い訳」に過ぎない。

母のLINEの上達振りを見て、そんなことを思いました。