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模試で気にすべきポイント

2023/11/14

この時期になると多くなる

この時期になると、「模試」関係の記事の閲覧数が多くなります。

以前書いた「『なが模試』の特徴」「『信学会模試』の特徴」といった記事の閲覧数が、このところ急激に伸びています。

安曇野市の中学は、今週中に4回目の総合テストが終わる学校が多いです。

これまでの4回の総合テストの結果と、「模試」の結果を踏まえて、12月の面談で受験する高校を決める。

そのような重要な時期に入ってきているため、テストや模試の結果に、今まで以上に敏感になるのも当然です。

そうなると、どうしても

「点数」
「偏差値」
「合格判定」

といった、合否に直結する指標に目がいきがちです。

確かにこれらの数値は重要です。が、それ以上に意識していただきたいポイントがあります。

それが、「分野別の正答率」です。

弱点がないかをチェック

模試を受けると、必ず「分野別の正答率」が出されます。

これは「信学会模試」でも「なが模試」でも出ます。

この「分野別の正答率」をきちんと確認することが重要です。

数学を例に挙げると、なが模試の場合、主に

「数と式」
「図形」
「関数」
「データの活用」

という4つの分野で分けられていて、その中で

「全受験生正答率」と「あなたの正答率」が並べて表示されています。

この時、「全受験生正答率」よりも「あなたの正答率」が低い場合、その部分が、自分の強化すべきポイントになります。

特に「数と式」の正答率が低い場合。

この場合は、難しい問題を解くよりもまずは「基本の練習」をすべき、という判断ができます。

「信学会模試」では、もう少し具体的に「分野別の正答率」を出してくれます。なので、より正確に「自分の弱点」が把握できます。

当塾の受験生でも、最近「信学会模試」を受験した生徒がいます。

数学の結果がよくなかったのですが、「分野別の正答率」を見たところ、「連立方程式」のところで間違えが多かった。

なので「連立方程式の復習をしよう」という話になりました。

このように「分野別の正答率」をきちんと確認することで、

「現時点での自分の弱点を、客観的に分析することができる」

という効果があります。

「効率的」な勉強を

後期選抜まで残り113日。4ヶ月を切ってきました。

段々と残り時間は少なくなってきます。

これからは、ただガムシャラに勉強することよりも、「効率的に」勉強をする、という意識も必要になってきます。

その時に、模試の「分野別の正答率」というのは非常に参考になります。

「偏差値」や「合格判定」に一喜一憂してしまう気持ちも十分わかります。

ですが、受験生の皆さんは、ここからが「一番伸びる時」です。

この重要な時期に、あせらず、自分の弱点を把握し、1つ1つ確実につぶしていく。

そうした勉強をすることができれば、大きく実力を伸ばすことも可能です。

せっかく受験した模試です。

与えられたデータをきちんと分析して、自分の学力強化に役立てていただければと思います。

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