令和6年度長野県公立高校入試感想(社会)
2024/3/10
先日行われた
「令和6年度長野県公立高校入試」
の問題を解いた感想です。
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今日は「社会」です。
社会も簡単
英語や理科に続いて、社会も「簡単」という印象を受けました。
地理、歴史、公民。いずれも基本的な内容でした。
昨年もそれほど難しく感じませんでしたが、「今年は、昨年よりもさらに簡単」という感じがします。
なので、平均点は65点くらいではないか、と予想しています。
問1は歴史
問1は歴史でした。
「木材」をテーマに、古代から現代までの内容を一通り網羅していました。
全体的にかなり解きやすい印象を受けました。
記述についても典型的な基本問題です。
歴史に関しては、十分満点を狙える内容だと思います。
問2は地理
問2は地理でした。
Ⅰは日本地理で「長野県と沖縄県の比較」、Ⅱは世界地理で「オーストラリア」が主なテーマでした。
地理は歴史と比べて記述問題が多かったものの、それでも内容的には基本的な内容がほとんどでした。
Ⅰ(3)③の「観光についての提案」は新しいタイプの問題で、ちょっと解きにくいかな、と思います。
問3は公民
問3は公民でした。
Ⅰは「社会保障」について、Ⅱは「ごみ問題」についての内容でした。
公民に関しても基本的な内容なので、それほど難しい問題はありませんでした。
最後のⅡ(2)がきちんと書けたかどうかで差がつくのかな、と思います。
今後の対策
社会は5教科の中で、最も安定的に点数が取りやすい教科です。
入試の平均点も、高い得点で安定しています。
その中でも、今年の入試問題はかなり解きやすく感じました。
記述も基本的な内容が多かったです。
「問2のⅠ(3)③」と「問3のⅡ(2)」の記述問題。
ここで差がつくと思います。
特に上位校を狙う生徒さんは、社会での点数の取りこぼしはできません。
今年の問題であれば、「80点以上」は取りたいところです。
社会に関しては、一時期記述が難しくなりましたが、ここ数年は基本的な内容になってきていると思います。
そうした点を踏まえても、社会の対策としては
「いかに基本的な知識を、数多く覚えるか」
という点に尽きるのかな、と思います。
知識がなければ、問題も答えられませんし、記述も書けません。
また、長野県の社会は中1の最初の部分から中3の終わりまで、幅広い分野から出題されます。
なので、中1の最初からしっかりと定期テスト対策を積み上げる。
そうした努力ができる生徒さんが、社会でも高い得点を取ることができると思います。
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