分数計算を上手にいかす
2021/7/20
数学を指導していると、
生徒の「計算力」のなさに
イライラしてしまうことが多いです。
特に「分数」の計算を苦手に
する生徒が多いです。
整数の時と同じように計算するだけなのに、
分数になったとたんに複雑なことを
やろうとして間違えている。
そんな印象を受けます。
また、そもそも「分数」で計算する
ことに慣れていない感じがします。
分数の形で計算してしまえば簡単に解けるのに、
わざわざ小数の形にして複雑な計算をし、
結果間違えて、解いている生徒自身が
イライラし、やる気をなくす。
このような「負のスパイラル」に
はまっている生徒をたびたび目撃します。
生徒の計算の様子を見ていると
「整数＞小数＞分数」
の順で計算の優先順位をつけている
ように思います。
ですが、中学以降の数学では
「整数＝分数＞小数」
という形で、整数と分数を使って
計算する機会の方が多いと思います。
また、小数で計算するよりも分数で
計算した方が簡単に解けたり、
計算するのに工夫できたりすると思います。
なので、中学生になったら、
意識して分数を使って計算するクセを
つけておくといいと思います。
また、分数の四則計算のスピードが
遅い生徒が多いので、
小学生のうちにコツコツ練習しておく
ことをオススメします。
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