あせらない

第５回総合テストの結果

第５回総合テストの結果が返ってきています。

結果は人それぞれですが、

「そこまで大きな変化はない」

というのが、だいたいの流れです。

ただ、「私立推薦で決めた」生徒が軒並み点数を下げているのは心配ですが…。

残り４９日

後期選抜まで４９日。残り５０日を切りました。

あと７週で本番。

「あと１ヶ月ちょっとだから、そんなに結果は変わらない」

という意見もあります。

が、本番ギリギリまで「点数が揺れ動く」というのが、１０年以上受験生を見てきた者の感想です。

点数が揺れ動くのに合わせて、感情も揺れ動きます。

結果が出ていればいいですが、思うような結果でなければ、どうしても焦ってきます。

受験生にとっては、今が一番「厳しい時期」と言っていいと思います。

あせって手を広げない

結果に一喜一憂してしまうのは、ある意味「当然のこと」です。

大事なことは、

「あせって手を広げない」

ということです。

まだまだ点数は揺れ動きます。

ですが、かといって、ここから「急激に点数が伸びる」ということも、可能性としては低くなります。

「いかに、今持っている力を、最大限発揮するか」

受験生には、その点を意識して、残り７週、準備していってほしいです。

そのためには、とにかく「あせって手を広げない」ことです。

あせってくると、どうしても「何か新しいことをしなくては！」という衝動に駆られます。

生徒の中にも、今まで見たことがないような問題集を、急に使い始めるような子も、たまにいます。

ですが、今から新しいことを始めたとしても、定着させるには、残り時間がありません。

それよりも、

「今まで解いてきた問題集が、本当に解けるようになっているのか確かめる」

こちらの方が、効果的であり、重要です。

もし手元に残している人がいれば、

「今までの学校の定期テストを、もう一度解き直してみる」

ということも有効です。

真面目に受験勉強を頑張ってきた人であれば、以前には解けなかったり間違えていた問題が、解けるようになっていると思います。

「ああ、自分はこれだけ成長したんだな」

ということが実感でき、精神的にも落ち着くので、「定期テストの解き直し」はやってみてほしいと思います。

厳しい日が続きますが

とにかく、「今から新しいことを始める」はやらない。

「今までやってきたことを、もう一度振り返ってみる」

これを心がけて下さい。

あせらずに、一歩一歩、着実に勉強を進めていくことで、点数も自然と安定していきます。

受験生の皆さんは、まだまだ精神的にきつい日々が続きます。

残り４９日、悔いの残らないように勉強を継続して下さい。

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