大学合格実績検証⑥ 松本秀峰(2024)
2024/7/1
「いい高校かどうか」の指標の一つとして、「大学合格実績」というのは、間違いなく評価ポイントの上位に来ると思います。
そこで、気になる高校の「大学合格実績」をまとめてみようと思います。
※これまでの記事
→「大学合格実績検証① 長野VS松本深志(2024)」
→「大学合格実績検証② 松本県ヶ丘(2024)」
→「大学合格実績検証③ 松本蟻ヶ崎(2024)」
→「大学合格実績検証④ 松本美須々ヶ丘(2024)」
→「大学合格実績検証⑤ 松商VS松本第一VS都市大塩尻(2024)」
今日は、中信地区の私立中高一貫校「松本秀峰中等教育学校」です。
なお、これから挙げる数字はすべて、
の数字となります。
東大・京大・国公立大医学部医学科
まずは「最難関」と言われる
「東大・京大・国公立大医学部医学科」
の合格者数です。
東大:1名(深志4、県ヶ丘0)
京大:2名(深志2、県ヶ丘2)
医学部医学科:6名(深志16、県ヶ丘2)
旧帝大+一橋大・東工大・神戸大
次に東大・京大を除く旧帝大と、一橋大、東工大、神戸大の合格者数です。
北海道大:1名(深志6、県ヶ丘1)
東北大:1名(深志12、県ヶ丘3)
名古屋大:2名(深志8、県ヶ丘2)
大阪大:1名(深志3、県ヶ丘0)
九州大:1名(深志3、県ヶ丘0)
東京工業大:2名(深志1、県ヶ丘1)
一橋大:0名(深志1、県ヶ丘0)
神戸大:0名(深志2、県ヶ丘0)
主な国公立大
次に、主な国公立大です。
信州大:9名(深志43、県ヶ丘43)
筑波大:0名(深志9、県ヶ丘2)
千葉大:1名(深志9、県ヶ丘2)
東京学芸大:0名(深志3、県ヶ丘2)
横浜国立大:1名(深志4、県ヶ丘5)
新潟大:0名(深志6、県ヶ丘2)
富山大:1名(深志7、県ヶ丘7)
金沢大:0名(深志5、県ヶ丘9)
早慶上理
次に、「最難関私立」と言われている「早稲田」「慶應」「上智」「東京理科」の合格者数です。
早稲田:17名(深志10、県ヶ丘3)
慶應:6名(深志6、県ヶ丘1)
上智:8名(深志3、県ヶ丘0)
東京理科:8名(深志25、県ヶ丘5)
GMARCH
次に、「関東の難関私立」と言われる「学習院」「明治」「青山学院」「立教」「中央」「法政」の合格者数です。
学習院:0名(深志11、県ヶ丘2)
明治:25名(深志26、県ヶ丘1)
青山学院:8名(深志12、県ヶ丘5)
立教:10名(深志22、県ヶ丘6)
中央:12名(深志23、県ヶ丘9)
法政:3名(深志39、県ヶ丘27)
関関同立
次に、「関西の難関私立」と言われる「関西学院」「関西」「同志社」「立命館」の合格者数です。
関西学院:2名(深志12、県ヶ丘14)
関西大:2名(深志8、県ヶ丘2)
同志社:0名(深志10、県ヶ丘8)
立命館:10名(深志54、県ヶ丘26)
合格者数TOP3
最後に、松本秀峰の合格者数が多かった大学3校を挙げます。
1位:明治大 25名
2位:早稲田大 17名
3位:龍谷大 14名
昨年のブログ記事においては、正直
「中高一貫校で、優秀な生徒を集めている割にはイマイチ」
と酷評していました(ゴメンナサイ)が、一転今年の結果は素晴らしいと思います。
東大:0→1
京大:2→2
医学部医学科:3→6
東京工業大:1→2
早稲田:8→17
慶應:4→6
上智:0→8
最難関の国立、私立大の合格者数が軒並み上がりました。
しかも、松本秀峰のHPで確認したところ、現役で合格している生徒が多いです。
「中高一貫校の強み」を活かした結果と言えるのではないでしょうか。
以前のブログでも触れましたが、松本秀峰は
「成績上位の生徒の指導に力を入れている」
と、風の噂で聞いたことがあります。
あくまで噂レベルですが、数字を見ると成果として出ているのではないか。
そのような気がしました。
今後も順調に実績を伸ばし続けられるのか。来年の結果にも注目です。
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